原田真二の「タイム・トラベル」は、過去への郷愁と未来への希望を繊細に織り交ぜ、タイムマシンの世界をイメージさせる作品です
スピッツによるカバーバージョンを耳にしたときは、『「タイム・トラベル」ってスピッツの曲だっけ⁉』って思わせるほどのインパクトがありました。
オリジナルの感情的な深みを保ちつつ、スピッツ特有の清新なサウンドとアレンジが施されており、新たなアプローチを見せています。
この記事では、原田真二の「タイム・トラベル」のオリジナルバージョンとスピッツによるカバーバージョンをに比較し、音楽が時空を超えてどのように人々の心に影響を与えるか、その魅力に迫ります。
- 【楽曲情報】
リリース:1978年4月10日(4枚目のシングル曲)
レーベル:フォーライフレコード
作詞:松本隆 作曲・編曲:原田真二 プロデュース:原田真二・吉田拓郎
「タイム・トラベル」のオリジナル曲は、1978年4月にリリースされシンガーソングライターの原田真二が歌唱しました。
オリコン週間チャート4位。年間チャート50位。 約26万枚を売り上げました。
「タイム・トラベル」は、2011年にスピッツがテレビドラマ『僕とスターの99日』の主題歌としてカバーしたことで話題を集めました。
- 【スピッツのカバーバージョン】
スピッツによる「タイムトラベル」のカバーバージョンは、2011年にテレビドラマの主題歌としてカバーしたことで話題を集め、
翌2012年、「タイムトラベル」はスピッツのスペシャルアルバム『おるたな』に収録されました。
このカバーでは、スピッツ特有のギター主体のアレンジメントと透明感のあるボーカルが特徴で、楽曲に独自のカラーが表現されています。
歌詞の持つ時空を超えるテーマはそのままに、スピッツの演奏はよりポップで爽やかな雰囲気があります。
バンドの洗練されたサウンドが、この時間旅行の楽曲を現代的なものにして、新たな聴きごたえがあります。
Spitz – Time Travel
- 【原田真二のオリジナルバージョン】
原田真二の「タイムトラベル」は、彼の音楽キャリアの中でも特に印象的な楽曲であり、その洗練された作曲技術と歌詞の深さが際立っています。
「タイムトラベル」は、時間を超えた旅をテーマにしており、過去の記憶や未来への希望を繊細に綴った歌詞が、人の心に深く響く、感情に訴えかけます。
原田のピアノで弾き語る歌声は、楽曲のメロディックな魅力をさらに引き立てており、時空旅行への妄想を駆り立てます。
楽曲のアレンジは、シンセサイザーやエレクトリックピアノの使用により、80年代のポップミュージックの典型的なサウンドを取り入れつつ、ジャズやファンクの要素も巧みに織り交ぜています。
「タイムトラベル」はただのポップソングではなく、聴くたびに新しい発見がある多層的な作品となっています。
今現在、リリース当初の原田真二の「タイムトラベル」を動画で見聞きすることが、タイムトラベル…なんですよね。^^!
原田真二 タイム・トラベル
Tweet