「旅人よ」のオリジナル曲は、1966年10月にリリースされ加山雄三とザ・ランチャーズによって歌唱されました。
発売当初は「夜空を仰いで」のB面でしたが、のちに「旅人よ」の評判が良かったためA面として再発売されました。
「旅人よ」が発売された1966年(昭和41年)は、日本が高度経済成長を遂げた真っ只中で、多くの国民が生活の向上を実感し始めた時期でもあります。
日本の人口が1億人を突破し、「カー、クーラー、カラーテレビ」が「新 三種の神器」と呼ばれ、家庭への普及が本格的に始まりました。
また、世界的に有名なロックバンド『ビートルズ』が来日し、日本武道館で公演を行ったのもこの年の6月です。
多くのアーティストの皆さんが歌番組やコンサートなどで歌っている昭和の名曲です。
そんな中からキャンディーズがライブで歌唱したカバーソングです。
キャンディーズ 旅人よ
ザ・ランチャーズは、加山雄三さんが集めて結成したグループ・サウンズのバンドです。
活動停止→再結成したザ・ランチャーズでしたが、加山雄三さんのバックバンド的なイメージが強く1971年に解散しました。
「旅人よ」は、年末の紅白歌合戦でも2度歌唱されていて、多くの人に支持されている加山雄三さんの代表曲の一つです。
旅人よ 加山雄三とザ・ランチャーズ