男はつらいよ♪【1970年リリース】

「男はつらいよ」のオリジナル曲は、1970年2月にリリースされ渥美清さんが歌唱しました。

「男はつらいよ」は、TVドラマ『男はつらいよ』の主題歌で、映画『男はつらいよ』の主題歌でにも採用されました。

「男はつらいよ」は、シングル曲としての売上は約38万枚でしたが、ドラマも映画も長きにわたって支持されたことから楽曲も息の長い作品です。

「寅さんの主題歌」って言えば、誰もが知っている曲ですよね。

カバー曲は、玉置浩二さんを選曲しました。


 玉置浩二  男はつらいよ 

ヒットしたテレビ版の最終話でハブを取りに行った寅さんが、ハブに咬まれ、毒が回って死んでしまった結末に多くの視聴者から抗議が殺到して映画化につながったというエピソードありますよね。^^!

良き昭和のテレビドラマ・映画シリーズです。曲も含めてほのぼのしちゃいますね。


 渥美清  男はつらいよ 


芽ばえ♪【1972年リリース】

「芽ばえ」のオリジナル曲は、1972年6月にリリースされ、デビュー曲として麻丘めぐみさんが歌唱しました。

「芽ばえ」の週間オリコンチャートの順位は3位、年間チャートは17位でした。

「芽ばえ」は売り上げは、40万枚を超えるヒットを記録していますが、レコード会社の発表では80万枚を超えるセールスを記録していると言われています。

ヒットした昭和のアイドル歌謡曲としては、アーティストの皆さんにはカバーされていない楽曲です。

カバー曲は、1974年に最初にカバーした桜田淳子さんです。


 桜田淳子  芽ばえ 

当時の麻丘めぐみさんの芽生えを聴くと、”この曲が麻丘めぐみさんのための楽曲”であることがよくわかります。

カバーされることが当たり前な昨今、この曲を麻丘めぐみさん以上に歌えるアイドルは現れないんじゃないか…って思っちゃいますよね。^^!


 麻丘 めぐみ 芽生え 


わかれうた♪【1977年リリース】

「わかれうた」のオリジナル曲は、1977年9月にリリースされ中島みゆきさんが歌唱しました。

「わかれうた」の週間オリコンチャートの順位は1位、1987年の年間チャートは10位でした。

当時のみゆきさんは、テレビの歌番組ではお目にかかれませんでしたが、「わかれうた」がヒットした時に、『夜のヒットスタジオ』に出演されました。

男性女性を問わず多くのアーティスの皆さんがカバーしているのは納得です。みゆきさんの詞はインパクト強過ぎ・・・でしたね。

カバー曲は、「春なのに」等、みゆきさんから楽曲提供を受けたことがある柏原芳恵さんを選びました。


 わかれうた 柏原芳恵 

この曲で中島みゆきさんの存在を知りました。^^!

でも、『中島みゆきのオールナイトニッポン』の明るいキャラのみゆきさんと「わかれうた」を歌唱するみゆきさんとのギャップが大きすぎて、同一人物だと思えるようになるまでには時間が掛かった記憶があります。

中学生時代の月曜深夜25:00~(火曜未明)、親にバレないように布団の中で聴いた『中島みゆきのオールナイトニッポン』には、ラジオの楽しさを教えていただきました。


 中島みゆき わかれうた 


黄昏のビギン♪【1959年リリース】

「黄昏のビギン」のオリジナル曲は、1959年10月にリリースされ歌手で俳優の水原弘さんが歌唱しました。

「黄昏のビギン」は、「黒い落葉」のB面に収録された曲でした。「黒い落葉」の東芝レコードの流行歌レコード売上で年間2位を記録しました。

当時のキャバレーなどでは「黒い落葉」よりも「黄昏のビギン」の方がリクエストが多かったそうです。

カバー曲はシングル曲として1991年にリリースし、2000年、2005年と再リリースを重ねたちあきなおみさんの曲を選曲しました。


 黄昏のヒ゛キ゛ン  ちあきなおみ 

CMで流れていたちあきなおみさんの楽曲を聴いてこの曲を知りました。

多くのアーティスの皆さんがカバーしているところをみると、歌いたくなってしまうと言うか、惹き込まれてしまう名曲ではないでしょうか。^^!


 黄昏のビギン 水原 弘 


雨♪(三善英史)【1972年リリース】

「雨」のオリジナル曲は、1972年5月にリリースさ歌手の三善英史さんが歌唱しました。

「雨」の週間オリコンチャートの順位は2位、年間チャートは18位で累計では約59万枚を売り上げヒットしました。

1972年の演歌では、ぴんからトリオの『女のみち』が300万枚を超える大ヒットしたこともあり、「雨」の最高位は2位止まりでした。

今回、選んだカバーは美空ひばりさんです。


 美空ひばり 雨 

『歌謡曲の歌詞は、一行目が進行形でなければ絶対に売れない…』という、「雨に濡れながら…」の出だしは鉄板ネタ通りですね。^^!

時代は流れても新鮮に聴こえて来ます。


 雨 三善英史