魅せられて【1979年リリース】

「魅せられて」のオリジナル曲は、1979年2月リリースされ歌手で女優のジュディ・オングさんが歌唱しました。



「魅せられて」の週間オリコンチャートの順位は9週連続で1位、年間チャートは2位でした。


エーゲ海の風光を題材にしたワコールのCMソングです。

ジュディ・オングさんの歌唱時に両手から扇状に拡がる白のドレスの振り付けが、曲のヒットともに一世を風靡しました。



123万枚のミリオンセールスした「魅せられて」ですが、カバーされているアーティストが少ない楽曲ではないでしょうか。



デーモン閣下のカバーです。



 
デーモン閣下  魅せられて 



ジュディ・オングさんの代表曲であり、第21回日本レコード大賞・大賞曲です



曲も魅力的でしたが、ジュディ・オングさんの美しさにも魅せられてしまった…のは、私だけではないと思います。




 ジュディ・オング  魅せられて 






元気を出して【1984年リリース】

「元気を出して」のオリジナル曲は、1984年2月にアルバム曲としてリリースされ女優で歌手の薬師丸ひろ子さんが歌唱しました。



1987年に竹内まりやさんがセルフカバーシングルをリリースしました。



週間オリコンチャートの順位は70位でしたが、300万枚を売り上げたベストアルバム『Impressions』に収録されたことで、幅広い年齢層がから支持されました。



男女を問わず多くのアーティストの皆さんが歌唱しています。

カバー曲は、竹内まりやさんです。




 元気を出して  竹内まりや



失恋で傷つく友人を励ます女の子同士の曲があまり無いことを踏まえ、薬師丸ひろ子さんの歌声を意識して曲を書き上げた…と言われています。




 元気を出して 薬師丸ひろ子 






悲しみがとまらない【カバー曲とオリジナル曲】

「悲しみがとまらない」のオリジナル曲は1983年11月にリリースされ歌手でシンガーソングライターの杏里さんが歌唱しました。
「悲しみがとまらない」の週間オリコンチャートの順位は4位、年間チャート(1984年)は、19位でした。

オリジナルアルバムからの先行シングル曲だった「悲しみがとまらない」は、シンガーソングライターの角松敏生さんがプロデューサーに徹した楽曲です。
稲垣潤一さんと小柳ゆきさんのデュエットが、発売から25年に当たる2008年の11月5日にカバーシングルをリリースしました。

いい感じのカバーですよね!

 稲垣潤一 & 小柳ゆき – 悲しみがとまらない 
 

発売当時、杏里さん自身も「CAT’S EYE」よりもこの曲が好きでとても気に入っていると語っています。
杏里さんの代表曲ですよね!

 杏里  悲しみがとまらない 




桜【カバー曲とオリジナル曲】

「桜」のオリジナル曲は、2005年11月にリリースされ音楽デュオ・コブクロが歌唱しました。
「桜」の週間オリコンチャートの順位は3位、年間チャートは61位(2005年)30位(2006年)でした。

桜花咲くこの時期には、数多くの「桜ソング」を耳にします。
誰にでも口ずさんでしまいたくなる「桜のマイソング」が一つや二つはある筈ですが、コブクロの「桜」は、歌詞が心の奥底に響く名曲ではないでしょうか。

熊木杏里さんのカバーです。


熊木杏里 – 桜 


収録された数あるコブクロの「桜」中で、ファンには超有名な黒田さんが感極まった動画です。
小渕さんのハモリも際立って、聴いている側の涙腺も緩んじゃいますよね ^^!

(動画を変更しました。)


 コブクロ 桜 




やさしい悪魔【カバー曲とオリジナル】

「やさしい悪魔」のオリジナル曲は、1977年3月にアイドルグループのキャンディーズが歌唱しました。

「やさしい悪魔」の週間オリコンチャートの順位は4位、年間チャートは27位で52万枚を売り上げました。

キャンディーズのベスト・ソングに挙げられる「やさしい悪魔」は、それまでの清楚なイメージの衣装をアン・ルイスさんによる大胆なデビルデザインに一新し、喜多條忠さんの作詞とキャンディーズのファンだった吉田拓郎さんが作曲を手掛けました。

音域の広い難曲だと言われた「やさしい悪魔」は、拓郎さんがレコーディングでキャンディーズに歌唱指導をしたいがために、わざと難しくしたと噂されています。

後に拓郎さんは、キャンディーズファンだったことも認めていますが、レコーディングで音をつくり上げていくことが楽しくて仕方なかった…と語っています。

ということで、拓郎さんのセルフカバーを選曲してみました。

 やさしい悪魔:吉田拓郎 



キャンディーズ自身も『私たちの代表曲』と語った「やさしい悪魔」は、キャンディーズ最大のヒット曲です。
音楽的に完成度が高く、今でも聴いて楽しめる名曲なんじゃないでしょうか。

 やさしい悪魔 キャンディーズ