情けねえ【1991年リリース】

「情けねえ」のオリジナル曲は、1991年5月にお笑いコンビ・とんねるずが歌唱しました。

「情けねえ」の週間オリコンチャートは3位、1991年の年間チャートは20位でした。

『とんねるずのみなさんのおかげです』エンディングテーマ曲で、第22回日本歌謡大賞の大賞受賞曲に選ばれました。

いい曲なのにカバーしているアーティストが極めて少ない楽曲です。


 情けねえ 北川悠仁(ゆず) 

この年に勃発した湾岸戦争に対する我が国の対応を遠回しに批判した歌詞は、秋元康さんらしいですね。

とんねるずは、「情けねえ」で念願のNHK紅白歌合戦の初出場を果たしました。

『受信料』絡みの衣装は、今でも紅白歌合戦の語り草…ですね。


 情けねえ とんねるず 






夏の日の1993【1993年リリース】

「夏の日の1993((ナインティーンナインスリー)」のオリジナル曲は、1993年4月にリリースされ男性デュオのclassが歌唱しました。

オリコン週間チャート3位、年間チャートは3位で累計売上は約170万枚を超えてミリオンセラーを記録しました。

1993年は、「皇太子・雅子さま御結婚」「サッカーのJリーグ開幕」「レインボーブリッジが開通」などの出来事がありました。

また、「インターネット」「聞いてないよォ」などが流行語で、「三つボタンスーツ」が流行した年でもあります。

多くのアーティストの皆さんがカバーしているのは、「夏の日に恋に落ちる…」という歌詞の描写に響くものがあり、好きになってしまうんじゃないでしょうか…

鬼龍院翔さんが歌ってる「夏の日の1993」です。



鬼龍院翔 夏の日の1993 
ドラマ『君といつまでも』の主題歌やセゾンカードのCMソングに採用されましたが、有線放送などでのリクエストが殺到したことによって「夏の日の1993」は大ヒットしました。

classのデビューシングルです。



夏の日の1993 class 


classの「夏の日の1993」にはアンサーソングがありまして…



冬の日の2009 class 






HOWEVER【1997年リリース】

     
「HOWEVER」のオリジナル曲は、1997年8月にリリースされヴィジュアル系ロックバンドのGLAYが歌唱しました。

オリコン週間チャート1位、年間チャートは2位でミリオンセラーを記録しました。

「HOWEVER」が大ヒットした1997年は、「消費税率を5%に引き上げ」「サッカー日本代表がワールドカップへの初出を場決める」「東京湾アクアライン開通」という出来事がありました。

トヨタ「プリウス」が発売され、「失楽園」「ビジュアル系」が流行語でした。

カバーしているアーティストは少ないのですが、多くのアーティストの皆さんがライブやコンサートなどで歌っています。


中居正広 HOWEVER  

GLAY初のミリオンセラーとなった「HOWEVER」ですが、当初、デモテープを聞いたメンバーからは大不評だったというエピソードがあります。

GLAYは、「HOWEVER」から5作連続でシングルのミリオンセラーを達成しました。


GLAY / HOWEVER 

     

     

ごめんね…【1996年リリース】

「ごめんね…」のオリジナル曲は、1996年6月にリリースされシンガーソングライターの高橋真梨子さんが歌唱しました。
「ごめんね…」のオリコン週間チャート18位、年間チャート95位(1996年)、92位(1997年)。

2時間テレビドラマ枠の「火曜サスペンス劇場」の主題歌に採用されたこともあり、47週間も100位以内にランクインしてロングセラーとなりました。累計売上は、約65万枚

40代~50代女性の支持を得て、カラオケでも人気が高い楽曲です。

1996年は、アトランタ・オリンピック開催され、ルーズソックスが流行し、たまごっちや「脳内革命」がヒットしました。

カバーしているアーティストが少ない…楽曲でもあります。


森恵 ごめんね… 

高橋真梨子さんは、2016年末の『第67回NHK紅白歌合戦』で「ごめんね…」を披露しました。

当時の高橋真梨子さんの年齢が、紅組出場歌手としては史上最年長記録となり話題を集めました。


 ごめんね… 高橋真梨子 


未来へ【1998年リリース】

「未来へ」のオリジナル曲は、1998年6月にリリースされ女性音楽デュオKiroroによって歌唱されました。

“卒業ソング”で知られている「未来へ」ですが、「未来へ」というタイトルの曲は多く、「未来」と間違えやすい曲でもあります。

合唱コンクールや中高で授業でも歌われているほか、多くのアーティストの皆さんがカバーしています。

カバー曲は、柴咲コウさんです。


柴咲コウ 未来へ

この曲を聴いていると、自分で自分を追い込んでしまっていることに気づかされます。

一番大切な自分を追い込んでしまうのも自分だけど、そこから脱して自分の未来を切り開くことができるのも自分ですよね。^^!


Kiroro 未来へ