旅人よ【1966年年リリース】

「旅人よ」のオリジナル曲は、1966年10月にリリースされ加山雄三とザ・ランチャーズによって歌唱されました。

発売当初は「夜空を仰いで」のB面でしたが、のちに「旅人よ」の評判が良かったためA面として再発売されました。

「旅人よ」が発売された1966年(昭和41年)は、日本が高度経済成長を遂げた真っ只中で、多くの国民が生活の向上を実感し始めた時期でもあります。

日本の人口が1億人を突破し、「カー、クーラー、カラーテレビ」が「新 三種の神器」と呼ばれ、家庭への普及が本格的に始まりました。

また、世界的に有名なロックバンド『ビートルズ』が来日し、日本武道館で公演を行ったのもこの年の6月です。

多くのアーティストの皆さんが歌番組やコンサートなどで歌っている昭和の名曲です。

そんな中からキャンディーズがライブで歌唱したカバーソングです。


キャンディーズ 旅人よ 

ザ・ランチャーズは、加山雄三さんが集めて結成したグループ・サウンズのバンドです。

活動停止→再結成したザ・ランチャーズでしたが、加山雄三さんのバックバンド的なイメージが強く1971年に解散しました。

「旅人よ」は、年末の紅白歌合戦でも2度歌唱されていて、多くの人に支持されている加山雄三さんの代表曲の一つです。


 旅人よ 加山雄三とザ・ランチャーズ 


ごめんね…【1996年リリース】

「ごめんね…」のオリジナル曲は、1996年6月にリリースされシンガーソングライターの高橋真梨子さんが歌唱しました。
「ごめんね…」のオリコン週間チャート18位、年間チャート95位(1996年)、92位(1997年)。

2時間テレビドラマ枠の「火曜サスペンス劇場」の主題歌に採用されたこともあり、47週間も100位以内にランクインしてロングセラーとなりました。累計売上は、約65万枚

40代~50代女性の支持を得て、カラオケでも人気が高い楽曲です。

1996年は、アトランタ・オリンピック開催され、ルーズソックスが流行し、たまごっちや「脳内革命」がヒットしました。

カバーしているアーティストが少ない…楽曲でもあります。


森恵 ごめんね… 

高橋真梨子さんは、2016年末の『第67回NHK紅白歌合戦』で「ごめんね…」を披露しました。

当時の高橋真梨子さんの年齢が、紅組出場歌手としては史上最年長記録となり話題を集めました。


 ごめんね… 高橋真梨子 


もしもピアノが弾けたなら【1981年リリース】

「もしもピアノが弾けたなら」のオリジナル曲は、1981年4月にリリースされha俳優で歌手の西田敏行さんによって歌唱されました。

「もしもピアノが弾けたなら」のオリコン週間チャート4位、年間では25位でした。

1981年は、「校内暴力が史上最高を記録」「パイオニアのレーザーディスク・プレーヤー LD-1000がヒット」「なめネコと貸しレコード店の大流行」しました。。

2012年12月にソロデビューしたシンガーソングライターで作家・女優の新山詩織さんのカバーです。


新山詩織 もしもピアノが弾けたなら 

「もしもピアノが弾けたなら」は、1981年に放映された西田敏行さん主演の『池中玄太80キロ』第2シリーズの挿入歌として作られたシングル曲でした。

視聴者からの反響が大きかったことから後に主題歌となり、A面とB面の立場が入れ替わりました。


 もしもピアノが弾けたなら  西田敏行 


想い出がいっぱい【1983年リリース】

「想い出がいっぱい」のオリジナル曲は、1983年3月と1996年1月にリリースされ、音楽デュオH2O(エイチツーオー)が歌唱しました。

オリコン週間チャートの最高位は6位。1983年の年間順位は20位でした。

この年の4月15日に東京ディズニーランドが開園し、年末には来場者数が800万人を突破してブームを巻き起こしました。

また、テクノカット(もみあげを鋭角に剃り、襟足を刈り上げて整えた髪型)という男性の髪型が流行したのもこの年です。

大勢のアーティストの皆さんがカバーしている中で、2003年アニソンのカバーアルバムをリリースした下川みくにさんをカバーを選曲しました。


 下川 みくに   想い出がいっぱい

  
  
  
「想い出がいっぱい」は、テレビアニメ『みゆき』の主題歌に起用されてヒットしました。

中学校・高校の音楽の授業のほか、合唱コンクールで選曲されることも多く、卒業ソングとして紹介された「想い出がいっぱい」は、幅広い年齢層から支持されている楽曲です。


 H2O  想い出がいっぱい 

 

The Sound of Silence (サウンド・オブ・サイレンス)【1964年リリース】

The Sound of Silence (サウンド・オブ・サイレンス)を初めて聴いたとき…

メロディと歌声がなんて美しい曲なんだ…という強烈な印象がありました。

出だしのイントロをギターで真似してよく弾いた思い出があります。

Julia Westlinさんの歌声も美しいですよね~ ^^!


The Sound Of Silence – Julia Westlin (ACAPELLA)

ビルボード誌で週間ランキング第1位を獲得し、オリコン・シングルチャートでは1位~10位のすべてにランクしました。

映画『卒業』の挿入曲として有名ですよね。

「The Sound of Silence (サウンド・オブ・サイレンス)」は、1965年8月にポール・サイモンのソロアルバムに再収録され、同年6月15日にサイモンとガーファンクルのデビュー・アルバムにも収録されました。

1966年にはシングル・ヴァージョンを発表。日本でも発売されました。


サウンド オブ サイレンス Simon & Garfunkel