ふたりの愛ランド【1984年リリース】

「ふたりの愛ランド」のオリジナル曲は、1984年4月にリリースされ石川優子さんとチャゲさんがコラボして歌唱しました。

「ふたりの愛ランド」は、JAL’84 沖縄キャンペーンソングでミスタードーナツのCMソングに採用されました。

累計売上は45万枚…週間チャート3位でした。

当初の歌詞には「ココナッツ」と入れていましたが、ココナッツは沖縄にはないことから、苦肉の策として「ここは夏」を「ココ夏」に変更したというエピソードがあります。

松浦亜弥さんとCHAGEさんのコラボです。


CHAGE 松浦亜弥 – ふたりの愛ランド
 

飛鳥涼(ASKA)さんの影に隠れてしまった感のチャゲさんを前面に押し出して売り出す機会にハマったのが「ふたりの愛ランド」です。

男女のデュエットを想定せずに自分の歌いやすいキーで作曲していたため、その後キーの合わせ方にかなり苦労したんだそうです。


 石川優子&チャゲ – ふたりの愛ランド


『いちご白書』をもう一度【1975年リリース】

「『いちご白書』をもう一度」のオリジナル曲は、1975年8月にリリースされフォークグループのバンバンが歌唱しました。

「『いちご白書』をもう一度」は、ユーミン(松任谷由実さん)が卒業を間近にして、過ぎ去った学生時代を思い出すという内容の曲です。

大勢のアーティストがカバーしているところをみると・・・
多くの人たちの心に響く思い入れ深い昭和の名曲ではないでしょうか。

天地真理さんのカバーを選曲してみました。^^!


天地真理 ☆「いちご白書」をもう一度

バンバンに提供した楽曲をユーミンもセルフカバーしています。


 松任谷由実(荒井由実) いちご白書 をもう一度

歌詞に歌われている『いちご白書』とは、1970年に公開されたアメリカ映画のことだそうです。
多くのアーティストがカバーしている名曲です。


 バンバン 「いちご白書」をもう一度


チョット【1993年リリース】

「チョット」のオリジナル曲は、1993年2月にリリースされシンガーソングライターの大黒摩季さんが歌唱しました。

オリコン週間チャート4位、年間チャート23位。累計売上は約84万枚でした。

織田哲郎さんのセルフカバーです。

グッと大人っぽい感じになっていて、どことなく切なさを感じます。


チョット 織田哲郎

大黒摩季さんが作曲を務めていない珍しい楽曲です。

歌い出しの「チョット待ってよ・・・」が、頭から離れない印象的ですよね。

テレビドラマ『いちご白書』のオープニングに起用されました。


 チョット/大黒摩季


ハリケーン【1981年リリース】

 
「ハリケーン」のオリジナル曲は、1981年5月にリリースされシャネルズが歌唱しました。

オリコン週間チャート2位でした。

『PUFFY』や『ゴスペラッツ』によるカバーがリリースされていますが・・・

サングラスにランドセルがトレードマークの少女5人組グループ・Mariaが、所属事務所の大先輩・ラッツ&スターのヒット曲「ハリケーン」で、CDデビューしました。


Maria 『 ハリケーン 』 MV
 

「ランナウェイ」「トゥナイト」「街角トワイライト」に続いてデビューから4作連続のオリコンシングルチャートTOP3入りを果たしたのが「ハリケーン」です。


シャネルズ ハリケーン


少女A【1982年リリース】

「少女A」のオリジナル曲は、1982年7月にリリースされ歌手の中森明菜さんが歌唱しました。

「少女A」の詞は、もともと沢田研二さん向けに「ロリータ」というタイトルで提供され廃案になった歌詞を書き直したものなんだそうです。

タイトルの「少女A」は、少年犯罪において実名報道を避けるために用いられる匿名から作詞の売野雅勇さんが思いついたもので、中森明菜さんのイニシャルとは無関係なんだとか…

当時はヤンキー全盛の若者文化だったことから、従来の歌謡曲の枠外で曲を作りたいと考え「反社会」をコンセプトとした楽曲が採用されました。

意外ですが、カバーしてアーティストが少ない楽曲です。


吉川友 少女A

中森明菜さんは、この曲で数々の音楽番組への出演を果たし、アイドル歌手としての地位と存在を強固なものとした楽曲です。

「不良っぽくもありながら、どこか哀しげなヴォーカル・ワークに心揺さぶられる…」ナンバーです。


 中森明菜 少女A