面影【1975年リリース】

「面影」のオリジナル曲は、1975年7月にリリースされ歌手のしまざき由里さんが歌唱しました。

「面影」は、1975年5月24日-1982年4月3日(毎週土曜日21:00-21:54)の延べ7年間に渡ってテレビ放送された刑事ドラマ『Gメン’75』のエンディングで流れた曲と言った方がピンとくるのではないでしょうか。

『Gメン’75』では、第1-58話と第175-204話のエンディング曲として使われました。

いつ聴いても“哀愁”が漂う曲です。

中森明菜さんのカバーです。


面影 中森明菜 

しまざき由里さんは、「追想」「レクィエム」「アゲイン」を『Gメン’75』のエンディング曲を歌っていました。


 しまざき由理 面影

 


帰れない二人【1973年リリース】

「帰れない二人」のオリジナル曲は、1973年9月にリリースされシンガーソングライターの井上陽水さんが歌唱しました。

「帰れない二人」は忌野清志郎さんとの合作で、RCサクセションの『指輪をはめたい』を元に制作されました。

この曲をA面にするよう主張していた陽水さんは、ライブなどでの披露頻度も高くお気に入りの楽曲だと言われています。

共作したお二人のセッションっていいですね~^^!


 帰れない二人 忌野清志郎&井上陽水

「帰れない二人」は、1973年12月1日にリリースされたオリジナルアルバム『氷の世界』にも収録されました。

『氷の世界』は、100週以上にわたってBEST10に留まるというロングセールスを続け、発売から2年後に日本レコード史上初のLP(アルバム)販売100万枚突破の金字塔を打ち立てたことでも有名ですよね。


 帰れない二人  井上陽水


秋止符【1979年リリース】

「秋止符」のオリジナル曲はフォークグループ・アリスの楽曲なんですが…

「秋止符」の発売の経緯を調べてみると、1979年6月にアリスがリリースした7枚目のオリジナル・アルバム『ALICE VII』(アリス・セブン)に収録されたアルバム曲です。

アルバム曲として評判がよかったことでシングルカットされ、横山みゆきさん、アリスの順でシングル曲としてリリースされています。

アリスがオリジナルで横山みゆきさんがカバー…というのが正しいと思いますが・・・^^!

リリースと同時期にテレビ放送されていた『3年B組金八先生』第1シリーズの中で、度々BGMとして流されていました。


アリス 秋止符

別れた恋人を思い続けている女性の切ない感じを横山みゆきさんがカバーしています。


横山みゆき 秋止符

 


SEPTEMBER【1979年リリース】

「SEPTEMBER」のオリジナル曲は、1979年8月にリリースされ歌手でシンガーソングライターの竹内まりやさんが歌唱しました。

1979年12月末の「第21回日本レコード大賞」では新人賞を獲得。

オリコンチャートでの最高位は39位。累計は10.3万枚でした。

ラジオ番組などで必ず流される9月ソングの代表作です。

もっと大勢のアーティストの方にカバーしてもらいたい…ですね。


松田聖子 西城秀樹 セプテンバー

B面に収録された「涙のワンサイデッド・ラヴ」の作詞・作曲は竹内まりやさん本人が行いましたが、編曲は山下達郎さんが担当していました。


Mariya Takeuchi 竹内まりや – September (LIVE 1980)


みずいろの手紙【1973年リリース】

「みずいろの手紙」のオリジナル曲は、1973年9月にリリースされ歌手で女優のあべ静江さんが歌唱しました。

「みずいろの手紙」は、デビュー作の「コーヒーショップで」に次ぐヒットで、約26万枚を売上ましたしました。

1974年10月ファースト・アルバム『あした悪魔になあれ』で、木之内みどりさんがカバーしました。


みずいろの手紙 みどり

翌年(1974年)の年末の「第25回NHK紅白歌合戦」に「みずいろの手紙」で初出場を果たしました。

この時のあべ静江さんは、冒頭のセリフをを「全国の皆様、お元気ですか? そして今年も紅組が勝つと、言って下さいますね?」とアレンジして歌った動画がこちらです。

ギター伴奏は、フランス出身のギタリストであるクロード・チアリさんです。


 あべ静江 – みずいろの手紙