ラッツ&スターの1983年のヒット曲「め組のひと」は、そのリズミカルなメロディとキャッチーな歌詞で日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。
オリジナル曲は、これまでのラッツ&スターならではのドゥーワップスタイルからファンクとラテン音楽を融合させたダンス・ミュージックとなっています。
軽快なビートとユーモラスな歌詞が多くのファンを魅了しました。
2010年に倖田來未がこの名曲をカバーし、新たな魅力を引き出しています。
彼女のバージョンは、オリジナルのエッセンスを保ちながらも、彼女独自のスタイルとエネルギーを加えています。
この記事では、ラッツ&スターのオリジナル曲と倖田來未のカバー曲の違いと共通点を比較し、音楽のノリを感じる魅力を探ります。
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【楽曲情報】
リリース:1983年4月1日
レーベル:EPICソニー
作詞:麻生麗二 作曲:井上大輔 編曲:井上大輔・ラッツ&スター
「め組のひと」のオリジナル曲は1983年4月にリリースされ、音楽バンドのラッツ&スターが歌唱しました。
「め組のひと」の週間オリコンチャートの順位は1位、年間チャートは10位でした。
1983年夏の資生堂キャンペーンソングとしてのインパクトがありましたが・・・
「シャネルズ」から「ラッツ&スター」へとバンド名を改名後に初めて発表されてシングル曲とあって、
『どうして改名しちゃったのかなぁ~』なんても疑問を持ったことを記憶しています。
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倖田來未のカバー曲「め組のひと」は、オリジナルの持つ独特のエネルギーとユーモアを見事にアレンジしています。
倖田來未のバージョンは、原曲のファンクとラテン音楽を融合させたダンス・ミュージックがパワーアップされ新鮮さがあります。
倖田來未のパワフルで感情豊かなボーカルは、彼女の個性的なパフォーマンススタイルとダンスは、曲全体にさらにエネルギッシュさがあります。
オリジナルのファンにも新しいファンにも、どちらにも楽しめる一曲に仕上がっており、倖田來未の曲への愛着が感じられます。
倖田來未のカバーは、オリジナルへのリスペクトを感じさせながらも、現代の音楽シーンに合った新しい解釈を加えた一曲となっています。
倖田來未 め組のひと
ラッツ&スターの「め組のひと」は、1980年代の日本の音楽シーンにおいてもノリのいい楽曲の一つです。
この曲はリズムとメロディーの絶妙なバランスが特徴です。
曲の冒頭からキャッチーなメロディーと軽快なビートがリスナーを引き込み、耳に残ります。
ラッツ&スターは、メンバー全員が見せる個性的なボーカルとコーラスの調和が魅力で、「め組のひと」においてもその実力が存分に発揮されています。
歌詞にはユーモアと粋が感じられ、この時代を象徴するようにノリノリ雰囲気を持っています。
また、彼らのステージパフォーマンスもこの曲の魅力を倍増させています。派手な衣装とダンスパフォーマンスは、視覚的にも楽しませてくれましたよね。
この曲は、リリース当時から大きな人気を博し、現在でも多くの人々に愛され続けています。
楽曲の持つエネルギーと楽しさは、時代を超えて受け入れられるものであり、カバーやリメイクも多く存在します。
総じて、「め組のひと」はラッツ&スターの音楽の魅力を凝縮した一曲であり、聴くたびに新たな発見と楽しさを提供してくれる名作です。
め組のひと ラッツ&スター