SEPTEMBER【1979年リリース】

「SEPTEMBER」のオリジナル曲は、1979年8月にリリースされ歌手でシンガーソングライターの竹内まりやさんが歌唱しました。

1979年12月末の「第21回日本レコード大賞」では新人賞を獲得。

オリコンチャートでの最高位は39位。累計は10.3万枚でした。

ラジオ番組などで必ず流される9月ソングの代表作です。

もっと大勢のアーティストの方にカバーしてもらいたい…ですね。


松田聖子 西城秀樹 セプテンバー

B面に収録された「涙のワンサイデッド・ラヴ」の作詞・作曲は竹内まりやさん本人が行いましたが、編曲は山下達郎さんが担当していました。


Mariya Takeuchi 竹内まりや – September (LIVE 1980)


みずいろの手紙【1973年リリース】

「みずいろの手紙」のオリジナル曲は、1973年9月にリリースされ歌手で女優のあべ静江さんが歌唱しました。

「みずいろの手紙」は、デビュー作の「コーヒーショップで」に次ぐヒットで、約26万枚を売上ましたしました。

1974年10月ファースト・アルバム『あした悪魔になあれ』で、木之内みどりさんがカバーしました。


みずいろの手紙 みどり

翌年(1974年)の年末の「第25回NHK紅白歌合戦」に「みずいろの手紙」で初出場を果たしました。

この時のあべ静江さんは、冒頭のセリフをを「全国の皆様、お元気ですか? そして今年も紅組が勝つと、言って下さいますね?」とアレンジして歌った動画がこちらです。

ギター伴奏は、フランス出身のギタリストであるクロード・チアリさんです。


 あべ静江 – みずいろの手紙


吾亦紅(われもこう)【2007年リリース】

「吾亦紅(われもこう)」のオリジナル曲は、2007年2月にリリースされすぎもとまさとサンが歌唱しました。

「吾亦紅」の初回の発売枚数はわずか258枚だったそうですが、北海道のラジオ番組で話題となり、2007年3月のミニライブでは曲を聴いた観客が号泣したことから、注目曲となっていきました。

オリコン週間チャートは2位。

多くのアーティストがカバーする中で、研ナオコさんを選曲してみました。


「吾亦紅」 LIVE 研ナオコ

「吾亦紅」のヒットによってすぎもとまさとさんは、58歳8ヶ月で「第58回NHK紅白歌合戦」に初出場しました。

日本人男性ソロ歌手としては最年長記録です。

日本人の心にジーンと響いてしまうちあき哲也氏の詞を聴けば…

先立たれ逝ってしまった人を思い出して…涙が溢れてきます。


吾亦紅/ すぎもと まさと 


夜空ノムコウ【1998年リリース】

「夜空ノムコウ」のオリジナル曲は、1998年1月にリリースされSMAPが歌唱しました。

多くのアーティストもカバーしている「夜空ノムコウ」は、のちに作詞者のスガシカオさんも作曲者の川村結花さんらがセルフカバーしています。

作詞の締切り間近に迫っていた飛行機での移動中30分で書き上げた…という名曲が生まれるエピソードがあります。

「夜空ノムコウ」の詞は、飛行機の機内で生まれたそうです。

SMAPが歌っているところ初めて聴いた時、ハッとしたが「ぼくの心のやわらかい場所を今でもまだしめつける~♪」でした。
今でもこの詞が大好きです。

多くのアーティストの皆さんがカバーしています。


スガシカオ  夜空ノムコウ


aiko&川村結花 夜空ノムコウ  

2002年4月から中学2、3年生の音楽の教科書に掲載されたんだそうです。
シングルの累計出荷枚数は180万枚(2016年9月時点)。

SMAPのシングルとしては歴代2位です。

ちょっと短い動画ですが…


夜空ノムコウ  SMAP 


涙のシークレットラブ【1976年リリース】

「涙のシークレットラブ」のオリジナル曲は、1976年7月にリリースされロックバンドのダウン・タウン・ブギウギ・バンドが歌唱しました。

山口百恵さんがこの曲を聴いて「宇崎さんに曲を書いてもらおう…」と思い、楽曲提供のきっかけになったのが「涙のシークレットラブ」です。

百恵さんのカバーも聞きたいところですが…

内藤やす子さんのカバーです。


内藤やす子 涙のシークレットラブ 

作詞は奥さんの阿木燿子さんではありません。

宇崎竜童さんがメロディーとともに作詞を手掛けるのは珍しいですよね。


涙のシークレットラブ by 宇崎 竜童