卒業ソングとして今なお心に響く「贈る言葉」♪のカバー曲とオリジナル曲の音楽的魅力に迫る

このブログ記事では、卒業シーズンにふさわしい楽曲「贈る言葉」のカバー曲とオリジナル曲の音楽的魅力に迫ります。

卒業式や送別会などでよく歌われる「贈る言葉」は、卒業生や送る側の心に深い感動を呼び起こすと同時に、新たなスタートへのエールを送る歌として親しまれています。

オリジナル曲の素晴らしいメロディや歌詞が、今もなお多くの人々の心に響き続けています。

元々は、武田鉄矢さんが失恋した時の思いを書いた曲ということで失恋ソングでした。

武田鉄矢さん主演の学園ドラマ「3年B組金八先生」の主題歌に起用され、ドラマの放映期間が1979年10月26日-1980年3月28日でした。

2学期の中旬から3学期の卒業までという日本全国の中学校の行事進行がほぼリンクしたことやドラマのテーマが非行・不登校・いじめ・親子の絶縁など、学校が抱える様々な問題を真正面から受け止め、生徒と一緒に涙を流しながら奮闘した内容が話題となりました。

最終話が39.9%という視聴率を叩き出し、その後「贈る言葉」は卒業ソングとして定着しました。


【楽曲情報】
リリース:1979年11月1日
レーベル:ポリドール・レコード
作詞:武田鉄矢 作曲:千葉和臣 編曲:惣領泰則

「贈る言葉」のオリジナル曲は、1982年2月にリリースされフォークバンド・海援隊のボーカル・武田鉄矢さんが歌唱しました。

「贈る言葉」の週間オリコンチャートの順位は1位、1980年の年間チャートは6位でした。

男性女性を問わず多くのアーティスの皆さんがカバーしている中で、カバー曲は、2010年にアルバム『FAKE BOOK』に収録した大橋トリオさんを選曲しました。

オリジナル曲の良さを残しつつ、大橋トリオさんの魅力が生かされて効き心地のいいカバー曲にアレンジされています。


 大橋トリオ    贈る言葉 

「3年B組金八先生」の第一シリーズと同じタイミングで中学校を卒業した者にとってオリジナル曲を聴いちゃうと、中学性時代がグルグルと蘇ってきちゃいます。^^!


 海援隊  贈る言葉