温もりを奏でるメロディー:Le Coupleの「ひだまりの詩」と海蔵亮太のカバー曲を比較!

Le Coupleの「ひだまりの詩」は、その穏やかなメロディと心温まる歌詞で多くの人々に愛されています。

「ひだまりの詩」は、日常の小さな幸せと温もりを感じさせることで知られ、穏やかな安らぎを与えてくれますよね。^^!

一方、海蔵亮太によるカバーは、オリジナルの持つ優しさを保ちながら、彼独自の感性が加わることで新しい魅力があります。

この記事では、Le Coupleのオリジナルバージョンと海蔵亮太のカバーバージョンを比較し、それぞれの楽曲がどのように聴き手の心に響くのかを探ります。

二つのバージョンがどのように異なり、どのように同じ曲が新たな解釈を得るのか、その魅力を深掘りしていきます。

  • 【楽曲情報】
    リリース:1997年5月16日(Le Couple(ル・クプル)の通算5枚目のシングル曲)
    レーベル:ポニーキャニオン
    作詞:水野幸代 作曲:日向敏文

ひだまりの詩」のオリジナル曲は、1997年5月にリリースされ音楽ユニットのたLe Coupleが歌唱しました。

オリコン週間チャート2位、年間チャートは3位でした。

ドラマ『ひとつ屋根の下2』の挿入歌です。

Le Coupleはヒットに恵まれませんでしたが、この曲でオリコン初のチャートインを果たしました。

初登場時の順位は78位でしたが、徐々に順位を上げていき登場6週目でTOP10入りし、その後もロング・ヒット続けてミリオンセラーを達成しました。

  • 【海蔵亮太のカバーバージョン】
    海蔵亮太による「ひだまりの詩」のカバーは、オリジナルの優しい雰囲気を保ちつつ、男性らしさがちょっぴり感じられます。

彼のクリアで感情豊かなボーカルが曲の詩的な美しさを際立たせ柔らかな伴奏が全体の雰囲気を和らげています。

特に、彼の歌声は歌詞の一節一節に深い感情を込めており、聴く者に直接語りかけるような包み込むような暖かさを感じさせます。

このカバーバージョンは、原曲の持つ心の温もりを大切にしながら、海蔵亮太の個性が光ります。


海蔵亮太 ひだまりの詩 
 

  • 【Le Coupleのオリジナルバージョン】
    Le Coupleの「ひだまりの詩」は、1997年にリリースされた楽曲で、その穏やかで心に染み入るメロディと歌詞が多くの人々に愛されています。

「ひだまりの詩」は、日々の生活の中で感じる小さな幸せや温もりを、繊細かつ詩的な言葉で表現しており、スッと心に響きます。

ボーカルの透明感と温かみが感じられるシンプルなアレンジが、曲の雰囲気を一層引き立てています。

Le Coupleのボーカル・藤田恵美の歌声は、その柔らかさと表現力で知られ、「ひだまりの詩」でもその魅力が存分に発揮されています。

彼女の歌声は、楽曲の持つ優しさや慈愛を感じさせ、聴く人に安らぎを与えてくれます。

この曲のロングヒットによって、『ひだまり』のことを再認識した人も多いんじゃないでしょうか。

『ひだまり』とは一般的には冬場の日向(ひなた)で暖かく感じる場所のことをさします。

日本では、『ひだまり』が心地よいとされ、リラックスや安らぎを感じる場として多くの人に愛されています。

詩や歌などでは、穏やかな時の象徴として描かれます。
その温もりは、人々にとって安心感やぬくもりを提供し、日常の中で小さな幸せを感じさせる瞬間として評価されています。

「ひだまりの詩」は、その名の通り、まるで暖かな日差しのように心を温めてくれる楽曲です。

リリースから年月が経過してもなお、その美しいメロディと歌詞は色褪せることありません。


ひだまりの詩 Le Couple
 


 

なごり雪【1974年リリース】

「なごり雪」のオリジナル曲は、1974年にリリースされたアルバム『三階建の詩』に収録され、フォークグループのかぐや姫が歌唱しました。

アルバム『三階建の詩』は、オリコン週間チャート1位、年間チャートは1974年が5位、1975年が27位でした。

1975年にシングルでリリースされたイルカさんによるカバーバージョンがヒットを収め、以降、日本の早春を代表する歌の一つとして、多くのアーティストによってカバーされ歌い継がれています。

とにかく大勢のアーティストの皆さんがカバーしています。

その中からイルカさんさんの「なごり雪」です。


 イルカ  なごり雪 

歌詞の通りだと、“落ちてはとける雪を・・・”「なごり雪」と表現しています。

別れの名残りと春先に降る積もらない雪を合わせているようです。

なごり雪は、雪の種類ではないようですが、伊勢正三さんの表現には、ただただ感心させられてしまいます。

かぐや姫のアルバム【三階建の詩】の収録-曲されたオリジナルを聴いてくださいね。


 かぐや姫 なごり雪

  

Woman “Wの悲劇”より【1984年リリース】

「Woman “Wの悲劇”より」のオリジナル曲は、1984年10月にリリースされ女優で歌手の薬師丸ひろ子さんが歌唱しました。

オリコン週間チャート1位、年間チャートは1984年が58位、1985年が77位でした。

楽曲の作曲者の松任谷由実さんは、「自分が提供した曲の中で一番好きかもしれない。」と言った逸話がありますが、2018年2月23日放送の『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)の中でも、「自分が提供した曲の中で一番かもしれない…」と語っています。


川島ケイジ WOMAN “Wの悲劇”より

「Woman “Wの悲劇”より」は、映画『Wの悲劇』の主題歌に採用されました。

累計のセールは37.3万枚、オリコンチャートの登場週数は15週を記録しました。


 薬師丸ひろ子 Woman “Wの悲劇”より


私は泣いています【1974年リリース】

   
「私は泣いています」のオリジナル曲は、1974年にリリースされシンガーソングライターで女優のりりィ(Lily)さんが歌唱しました。

りりィさんの独特のハスキーヴォイスで一世を風靡しました。

累計97万枚を越える大ヒットは、昭和の名曲の一つと言える楽曲です。


八代亜紀 私は泣いています
 

りりィさんは、子役モデルとして芸能活動を始、1971年にレーニアという名前で楽曲のリードボーカルをつとめ、1972年に歌手デビューしました。

1982年に活動休止しましたが、1997年にテレビドラマ「青い鳥」に出演し、女優として芸能活動を再開し、1999年からは斉藤洋士と「Lily-Yoji」(りりィアンドヨージ)というユニットで音楽活動も再開しました。

肺がんを患い2016年11月11日、64歳で死去されました。


リリィ 私は泣いています
 

りりィさんのベースと声がいいですよね。

   

春一番【1976年リリース】

   
「春一番」のオリジナル曲は、1976年3月にリリースされアイドルグループのキャンディーズが歌唱しました。

オリコン週間チャート3位、年間チャートは4位でした。

春の季節を代表する曲の一つです。

「春一番」は、1975年4月リリースのアルバム『年下の男の子』に収録されていましたが、ファンやキャンディーズ本人たちの希望によりシングルカットされました。

ただし、アルバムテイクはあまりにもロック色が強かったため、シングルカットにあたって歌謡曲に近づける編曲がなされました。

カバーするアーティストの皆さんたちがロック色を打ち出すのは、原曲の影響がある…!?からではないでしょうか。

ゆずのカバーです。


ゆず 春一番

やっぱり春の訪れに気づいたら「春一番」を聴きたくなりますよね。^^!


キャンディーズ 春一番