今回は、世良公則の名曲『銃爪(ひきがね)』のセルフカバーとオリジナルの魅力を比較していきます。
1978年にリリースされたオリジナルの『銃爪(ひきがね)』は、ノリのいいのロックサンドをパワフルかつ情熱的なボーカルで多くのファンの心を捉えました。
エネルギッシュなパフォーマンスは、今なお音楽ファンの記憶に強く刻まれています。
一方、世良公則自身が再び手がけたアコギVer(アコースティックギターバージョン)のセルフカバーでは、この曲を歌い込んできたご本ならではの魅力が溢れています。
記事では、オリジナル曲の持つ力強さと、セルフカバー曲の独特なアプローチを掘り下げながら、『銃爪(ひきがね)』が持つ普遍的な魅力について考察していきます。
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【楽曲情報】
リリース:1978年8月10日
レーベル:キャニオン・レコード
作詞・作曲:世良公則 編曲:世良公則&ツイスト
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「銃爪(ひきがね)」のオリジナル曲は、1978年8月にリリースさ世良公則&ツイスト(のちにツイストと改名)が歌唱しました。
「銃爪(ひきがね)」の週間オリコンチャートの順位は1位、年間チャートは3位でした。
カバーしているアーティストが少ないが、ちょっと残念ですが、
1996年11月に坂本冬美が18枚目のシングル曲としてリリースし、2003年にはコンピレーションアルバム『ノエビアCMヒッツ!コスメティック ルネッサンス』にも収録され、話題となりました。
こちらをカバー曲に取り上げようと思いましたが、
世良公則&タグ・アドリッチのアコースティックギターのセッションは、
聴いておいた方がいい曲…という判断をしました。
タグ・アドリッチのギターとの相性も抜群で
オリジナルのパワフルさにも負けない歌唱力は見事でカッコいいですよね。
銃爪(ひきがね) 世良公則
「あんたのバラード」「宿無し」「銃爪」「性」「燃えろいい女」と立て続けにヒットを飛ばした
世良公則のワイドルでド派手なアクションのボーカルスタイルには、度肝を抜かれました。
テレビ番組を通じて、“日本のロック界に風穴を開け、ロックを身近なものにしてくれた”
という印象の強い曲です。
世良公則&ツイスト 銃爪(ひきがね)