「少女A」のオリジナル曲は、1982年7月にリリースされ歌手の中森明菜さんが歌唱しました。
「少女A」の詞は、もともと沢田研二さん向けに「ロリータ」というタイトルで提供され廃案になった歌詞を書き直したものなんだそうです。
タイトルの「少女A」は、少年犯罪において実名報道を避けるために用いられる匿名から作詞の売野雅勇さんが思いついたもので、中森明菜さんのイニシャルとは無関係なんだとか…
当時はヤンキー全盛の若者文化だったことから、従来の歌謡曲の枠外で曲を作りたいと考え「反社会」をコンセプトとした楽曲が採用されました。
意外ですが、カバーしてアーティストが少ない楽曲です。
吉川友 少女A
中森明菜さんは、この曲で数々の音楽番組への出演を果たし、アイドル歌手としての地位と存在を強固なものとした楽曲です。
「不良っぽくもありながら、どこか哀しげなヴォーカル・ワークに心揺さぶられる…」ナンバーです。
中森明菜 少女A