米米CLUBの名曲「君がいるだけで」は、累計では2ミリオン(約280万枚)を超える大ヒットを記録しました。
多くの人々の心に深く刻まれる「君がいるだけで」は、その後も多くのアーティストによってカバーされ続けています。
今回は、島谷ひとみが歌うカバー曲とオリジナル曲を聴き比べ、ヒット曲の歌い継がれ方をその魅力を探ります。
米米CLUBの独特な音楽スタイルと圧倒的なパフォーマンスに対し、島谷ひとみはどのようなアプローチでこの名曲をカバーしたのか・・・。
オリジナルのエネルギッシュなサウンドと、カバーの新たな魅力を比較しながら、「君がいるだけで」の普遍的な魅力について掘り下げていきます。
音楽ファンならずとも楽しめる、この名曲の新たな一面をご紹介します。
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【楽曲情報】
リリース:1992年5月4日
レーベル:Sony Records
作詞・作曲:米米CLUB 編曲:米米CLUB・中村哲、ストリングス編曲:桑野聖
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「君がいるだけで」のオリジナル曲は、1992年5月にリリースされ米米CLUBのボーカル・石井竜也が歌唱しました。
「君がいるだけで」の週間オリコンチャートの順位は1位、週間チャートも年間チャートは1位でした。
ドラマ『素顔のままで』のテーマソングに起用されました。
米米CLUBのメンバー同士の結婚を祝うために作られた曲です。
歌い出し歌詞の
「たとえば~♪君がいるだけで心から強くなれること
何より大切なものを♪気付かせてくれたね~♪」
に惹き込まれてしまいますが、
最初の「たとえば~♪」が特に効いていて、この曲の肝なんじゃないでしょうか。
今回注目したのは、2010年にリリースしたカバーアルバム『男歌II?20世紀ノスタルジア?』に収録された島谷ひとみのカバーです。
多くのアーティストがカバーしている「君がいるだけで」ですが、
カバー曲の特徴は、どのカバーも“オリジナル曲に忠実”だという点です。
中でも島谷ひとみのカバーは、“オリジナル曲に忠実”でしっとり歌い上げたカバー曲に仕上がっています。
「たとえば~♪」と前奏がない歌い出しは、語り掛ける感じがいいですよね。
君がいるだけで 島谷ひとみ
「大所帯でアングラ的な雰囲気を持った怪しいバンド」ってイメージだった米米CLUBでしたが、この曲のヒットで一躍日本を代表するJ-POPバンドになりました。^^!
簡単なようで、歌ってみると実は意外に難しい曲です。
米米CLUB 君がいるだけで