あの日に帰りたい【1975年リリース】

「あの日に帰りたい」のオリジナル曲は、1975年10月にリリースされシンガーソングライターの荒井由実(現:松任谷由実)さんが歌唱しました。

オリコン週間チャート1位。年間チャートは10位。

21歳の女性シンガー・ソングライターだった荒井由実と名乗っていたユーミン(松任谷由実)の名曲です。

参加ミュージシャンも恐ろしく豪華なメンバーでした。

ドラム:林立夫 ベース・ガットギター:細野晴臣
ギター:鈴木茂 キーボード:松任谷正隆
パーカッション:斉藤ノブオ
コーラス:山本潤子(#A):吉田美奈子(#B)、シュガー・ベイブ(#B)

多くのアーティストの皆さんがカバーする中で・・・

小野リサさんのボサノバテイストたっぷりのカバーです。


あの日に帰りたい – 小野リサ

誰にだって、帰りたいあの日が…ありますよね。^^!

大勢の方々がカバーしているところをみると、帰りたいあの日を思い出しながら…聴きたい曲です。


 荒井由実 あの日に帰りたい


愛のさざ波【1968年リリース】

 
「愛のさざなみ」のオリジナル曲は、1968年7月にリリースされ歌手の島倉千代子さんが歌唱しました。

「愛のさざなみ」は、島倉千代子さんにとってオリコン初ランクインの楽曲です。

100万枚の大ヒットとなった「愛のさざ波」は、デビュー15周年記念曲として発表されました。

数多くの歌手の皆さんがカバーしましたが、このお三人のアレンジもお見事ですね。


愛のさざ波 ユーミン、キョンキョン、アンルイス

2013年11月8日午後、肝臓がんのために歌手の島倉千代子さんは亡くなりました。

亡くなる3日前に最後のレコーディングを行い、録音に立ち会った南こうせつさんは、「最後の最後まで歌に生き、歌を愛する姿勢はまさに歌の神様でした」

とその様子を明かしました。

島倉千代子さんの歌手魂には、ただただ頭が下がるばかりです。

「愛のさざ波」は、ずっと歌い継がれて欲しい曲ですよね。

 島倉千代子    愛のさざなみ


ブルドッグ【1977年リリース】

「ブルドッグ」のオリジナル曲は、1977年6月にリリースされ男性アイドルグループのフォーリーブスが歌唱しました。

フォーリーブスは、北公次さん、青山孝史さん、江木俊夫さん、江木俊夫さんら4名で初期のジャニーズ事務所を代表する男性アイドルグループです。

1967年4月1日に結成し、1968年9月5日レコードデビューしました。

1978年8月31日解散。解散から24年を経た2002年に再結成を果たしました。

「ブルドッグ」は、長年にわたり後輩のジャニーズアイドル達によってライブやテレビで歌い継がれている…名曲です。^^!

カバー曲は、TOKIOです。


 TOKIO Bulldog 

“メンバー全員がスター”というフォーリーブスは、確固たるポリシーを結成当時から一貫して持ち続けていて、全員が綺麗に振りを揃えたユニゾン・ダンスとパフォーマンスを重視するステージングでした。

ゴムベルト(ゴムモール)を用いた独特の奇抜なパフォーマンスや硬派で攻撃的な歌詞が話題を集めました。


フォーリーブス ブルドッグ


燃えろいい女【1978年リリース】

   
「燃えろいい女」のオリジナル曲は、1978年3月にリリースされロックバンド・世良公則&ツイスト(ツイスト)が歌唱しました。

世良公則&ツイストは、世良公則さんを中心に結成された日本のロックバンドで、後にツイストに改名されました。

ロックをメジャーにした…というか、歌謡曲とニューミュージックの全盛期に“ロックも売れること”を初めて証明したバンドです。

ニューミュージック系歌手の曲を紹介するというコンセプトで始まった『ザ・ベストテン』の番組プロデューサーは、「間違いなくツイストは『ザ・ベストテン』初期の功労者…」だと述べています。

「燃えろいい女」は、世良公則&ツイストの代表曲の一つです。


ROLLY/燃えろいい女 

「宿無し」「銃爪 (ひきがね)」「性」「燃えろいい女」と、立て続けに大ヒットを飛ばした世良公則&ツイストは一世を風靡しました

「燃えろいい女」は、資生堂の’79 夏キャンペーンイメージソングに採用され、強烈なインパクトを残しました。


燃えろいい女 ツイスト


音楽で綴る東京の日常、東京ららばい♪カバー曲とオリジナル曲の対比してみると・・・

【解説】
東京は、日本の首都としての機能だけでなく、今や世界中からビジネスととしてまたは旅行者として人々が集まる都市です。
その魅力を象徴するように、東京のご当地ソングが数々誕生してきました。
その中でも特に「東京ららばい♪」は、トレンドシティ・東京を確立した名曲の一つです。
この記事では、「東京ららばい♪」のカバー曲とオリジナル曲を対比しながら、
『東京で暮らす女性のやりきれない胸内を癒す子守歌』として発売当時の時代と現在を重ね合わせてみると、
より一層この曲への愛着がさらに深まるのではないでしょうか。

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【楽曲情報】
リリース:1978年3月21日(中原理恵さんのファースト・シングル)
レーベル:CBS・ソニー
作詞:松本隆 作曲・編曲:筒美京平
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「東京ららばい」のオリジナル曲は、1978年3月にリリースされ歌手でタレントの中原理恵さんが歌唱しました。

「東京ららばい」のオリコン週間チャートは9位。年間チャートは38位で第20回日本レコード大賞・新人賞など数々の音楽賞を受賞しました。

「東京ららばい」は、21世に入ってカバーする女性アーティストが増えた楽曲です。

カバー曲は、2012年にリリースし、映画『キリン』のエンディングテーマになった青山テルマさんのカバーです。

アレンジが異なっていますが、現在の東京にマッチしています。


青山テルマ 東京ララバイ

田舎者だった私が、“東京は凄い街なんだなぁ・・・”と憧れを抱いた曲です。

今は、東京在住者として東京の内側からこの曲を聴いています。^^!

中原理恵さんの伸びのある声が曲にピッタリで、事あるごとに聴きたくなります。

中原理恵さんの「東京ららばい」です。


 中原理恵 東京ららばい