もしも明日が・・・。【1983年リリース】

「もしも明日が・・・。」のオリジナル曲は、1983年12月にリリースされわらべが歌唱しました。

「もしも明日が・・・。」は、テレビ朝日系『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の挿入歌です。

『欽ちゃんのどこまでやるの!?』通称『欽どこ』から誕生したわらべは、高部知子さん、倉沢淳美さん、高橋真美さん達の3名(のぞみ、かなえ、たまえ)の企画ユニットです。

のぞみ役の高部知子さんがグループから脱退し、新たに2人デュオとして再出発作として発売されました。

意外にもカバーされていない…楽曲ですが、坂本冬美さんとと藤あや子さんが歌っています。


 もしも明日が・・・。 坂本冬美

前作の「めだかの兄妹」を上回る売上を記録し、同社調べによる1984年の年間シングルチャート第1位となり97万枚の大ヒットとなりました。


わらべ もしも明日が・・・。(1984)


ふたりの愛ランド【1984年リリース】

「ふたりの愛ランド」のオリジナル曲は、1984年4月にリリースされ石川優子さんとチャゲさんがコラボして歌唱しました。

「ふたりの愛ランド」は、JAL’84 沖縄キャンペーンソングでミスタードーナツのCMソングに採用されました。

累計売上は45万枚…週間チャート3位でした。

当初の歌詞には「ココナッツ」と入れていましたが、ココナッツは沖縄にはないことから、苦肉の策として「ここは夏」を「ココ夏」に変更したというエピソードがあります。

松浦亜弥さんとCHAGEさんのコラボです。


CHAGE 松浦亜弥 – ふたりの愛ランド
 

飛鳥涼(ASKA)さんの影に隠れてしまった感のチャゲさんを前面に押し出して売り出す機会にハマったのが「ふたりの愛ランド」です。

男女のデュエットを想定せずに自分の歌いやすいキーで作曲していたため、その後キーの合わせ方にかなり苦労したんだそうです。


 石川優子&チャゲ – ふたりの愛ランド


ハリケーン【1981年リリース】

 
「ハリケーン」のオリジナル曲は、1981年5月にリリースされシャネルズが歌唱しました。

オリコン週間チャート2位でした。

『PUFFY』や『ゴスペラッツ』によるカバーがリリースされていますが・・・

サングラスにランドセルがトレードマークの少女5人組グループ・Mariaが、所属事務所の大先輩・ラッツ&スターのヒット曲「ハリケーン」で、CDデビューしました。


Maria 『 ハリケーン 』 MV
 

「ランナウェイ」「トゥナイト」「街角トワイライト」に続いてデビューから4作連続のオリコンシングルチャートTOP3入りを果たしたのが「ハリケーン」です。


シャネルズ ハリケーン


少女A【1982年リリース】

「少女A」のオリジナル曲は、1982年7月にリリースされ歌手の中森明菜さんが歌唱しました。

「少女A」の詞は、もともと沢田研二さん向けに「ロリータ」というタイトルで提供され廃案になった歌詞を書き直したものなんだそうです。

タイトルの「少女A」は、少年犯罪において実名報道を避けるために用いられる匿名から作詞の売野雅勇さんが思いついたもので、中森明菜さんのイニシャルとは無関係なんだとか…

当時はヤンキー全盛の若者文化だったことから、従来の歌謡曲の枠外で曲を作りたいと考え「反社会」をコンセプトとした楽曲が採用されました。

意外ですが、カバーしてアーティストが少ない楽曲です。


吉川友 少女A

中森明菜さんは、この曲で数々の音楽番組への出演を果たし、アイドル歌手としての地位と存在を強固なものとした楽曲です。

「不良っぽくもありながら、どこか哀しげなヴォーカル・ワークに心揺さぶられる…」ナンバーです。


 中森明菜 少女A


STAR LIGHT【1987年リリース】

「STAR LIGHT」(スターライト)のオリジナル曲は、1987年8月にリリースされアイドルグループの光GENJIが歌唱しました。

オリコン週間チャート1位、年間4位。85万枚(公称)を売り上げました。

Aメロ、Bメロ、サビをCHAGEさんがCメロを飛鳥(ASKA)さんが作曲しました。

楽曲を提供したCHAGE and ASKAもこの曲をセルフカバーし、歌番組などでも披露しています。


STAR LIGHT – CHAGE and ASKA 

ジャニーズ事務所では、オリコンシングルチャートでデビューシングルが初登場1位を獲得するのは、近藤真彦さんや少年隊に続く3組目の快挙でした。


 STAR LIGHT 光GENJI