Hello,Again~昔からある場所~【1995年リリース】

「Hello,Again~昔からある場所~」のオリジナル曲は、1995年8月にリリースされ2人組の音楽ユニットMY LITTLE LOVER(マイ・リトルラバー)が歌唱しました。

「Hello,Again~昔からある場所~」は、180万枚を超えたマイラバの最大のヒット曲で、今でも聴く者の心をギュッと惹きつける名曲です。

主題歌となったテレビドラマが、諸般の事情で再放送・ソフト化ができない状況で今でも観ることが非常に難しいドラマになっています。

女性アーティスのカバーが目立つ中で、Uruさんを選曲してみました。


Hello,again~昔からある場所~ by Uru 

制作当初は、藤井謙二さんが単独で書き上げた時点ではサビ後半のフレーズは存在しませんでした。

「遠い昔からある場所」の部分で幕を閉じることになっていましたが、小林武史さんがそれをベースとして手を加えて完成させました。

マイラバのオリジナル曲…


Hello,Again~昔からある場所~/My Little Lover


いい日旅立ち・西へ【1978年リリース】

「いい日旅立ち」のオリジナル曲は、1978年11月リリースされ伝説の歌手の山口百恵さんによって歌唱されました。

「いい日旅立ち・西へ」は、作詞・作曲者である谷村新司さんが、鬼束ちひろさんの歌声を気に入りラブコールしたことで実現したカバー曲です。

オリジナル曲「いい日旅立ち」にひけをとらない仕上がりで、吸い込まれそうな魅力の曲です。

カバーの際にJR西日本のキャンペーンソングとして起用されることが決まっていたため、原曲の歌詞を西日本仕様(西へ向かう安らぎの旅である)に「いい日旅立ち・西へ」に改められています。


鬼束ちひろ  いい日旅立ち・西へ

この曲を使った国鉄(当時)による旅行誘致キャンペーンのキャッチコピーになり、曲の大ヒットで山口百恵さん自身の代表曲の一つになしました。

また作詞・作曲担当した谷村新司さんも1986年1セルフカバーしています。

山口百恵さんの長男・三浦祐太朗さんもカバーしていて、他にも多くのアーティストの皆さんがカバーしている日本の名曲です。


いい日旅立ち 山口百恵


 

面影【1975年リリース】

「面影」のオリジナル曲は、1975年7月にリリースされ歌手のしまざき由里さんが歌唱しました。

「面影」は、1975年5月24日-1982年4月3日(毎週土曜日21:00-21:54)の延べ7年間に渡ってテレビ放送された刑事ドラマ『Gメン’75』のエンディングで流れた曲と言った方がピンとくるのではないでしょうか。

『Gメン’75』では、第1-58話と第175-204話のエンディング曲として使われました。

いつ聴いても“哀愁”が漂う曲です。

中森明菜さんのカバーです。


面影 中森明菜 

しまざき由里さんは、「追想」「レクィエム」「アゲイン」を『Gメン’75』のエンディング曲を歌っていました。


 しまざき由理 面影

 


帰れない二人【1973年リリース】

「帰れない二人」のオリジナル曲は、1973年9月にリリースされシンガーソングライターの井上陽水さんが歌唱しました。

「帰れない二人」は忌野清志郎さんとの合作で、RCサクセションの『指輪をはめたい』を元に制作されました。

この曲をA面にするよう主張していた陽水さんは、ライブなどでの披露頻度も高くお気に入りの楽曲だと言われています。

共作したお二人のセッションっていいですね~^^!


 帰れない二人 忌野清志郎&井上陽水

「帰れない二人」は、1973年12月1日にリリースされたオリジナルアルバム『氷の世界』にも収録されました。

『氷の世界』は、100週以上にわたってBEST10に留まるというロングセールスを続け、発売から2年後に日本レコード史上初のLP(アルバム)販売100万枚突破の金字塔を打ち立てたことでも有名ですよね。


 帰れない二人  井上陽水


風立ちぬ【1981年リリース】

「風立ちぬ」のオリジナル曲は、1981年10月にリリースされ歌手の松田聖子さんが歌唱しました。

「風立ちぬ」は、堀辰雄氏の代表作(小説)『風立ちぬ』を題材とした企画曲です。

意図に反して完成した曲は「ものすごいゴージャスな大作になってしまった…」と後に作曲した大瀧詠一さんは語っています。

オリコン週間チャートでは1位を獲得し、数々の音楽賞も受賞しました。

作曲家の大滝詠一さんのカバーです。


 大滝詠一 風立ちぬ  

聖子さん自身が出演したグリコ「ポッキー」のCMソングとしても有名ですが、緑茶のCMで出演者が口ずさんだように、秋になると思わず口ずさんでしまいます。^^!


 松田聖子 風立ちぬ