タイム・トラベル【1978年リリース】

「タイム・トラベル」のオリジナル曲は、1978年4月にリリースされシンガーソングライターの原田真二さんが歌唱しました。

オリコン週間チャート4位。年間チャート50位。 約26万枚を売り上げました

「タイム・トラベル」は、2011年にスピッツがテレビドラマ『僕とスターの99日』の主題歌としてカバーしたことで話題を集めました。


Spitz – Time Travel

「タイム・トラベル」は、歌詞が先に仕上がっているものに曲をつけるという、詩先で作曲に臨んだそうです。

ストーリー仕立てで字数も多かったた詞に悪戦苦闘していましたが、原田さんは、長野に旅行中、温泉につかりながらメロディーが浮かびすぐ曲を書き上げたそうです。

「時間旅行のツアーはいかが…」という印象的なフレーズの繰り返しがいいですね。


原田真二 タイム・トラベル


『いちご白書』をもう一度【1975年リリース】

「『いちご白書』をもう一度」のオリジナル曲は、1975年8月にリリースされフォークグループのバンバンが歌唱しました。

「『いちご白書』をもう一度」は、ユーミン(松任谷由実さん)が卒業を間近にして、過ぎ去った学生時代を思い出すという内容の曲です。

大勢のアーティストがカバーしているところをみると・・・
多くの人たちの心に響く思い入れ深い昭和の名曲ではないでしょうか。

天地真理さんのカバーを選曲してみました。^^!


天地真理 ☆「いちご白書」をもう一度

バンバンに提供した楽曲をユーミンもセルフカバーしています。


 松任谷由実(荒井由実) いちご白書 をもう一度

歌詞に歌われている『いちご白書』とは、1970年に公開されたアメリカ映画のことだそうです。
多くのアーティストがカバーしている名曲です。


 バンバン 「いちご白書」をもう一度


心の旅【1973年リリース】

「心の旅」のオリジナル曲は、1973年4月にリリースされフォークグループのチューリップが歌唱しました。

「心の旅」は、87万枚の売り上げを記録してチューリップ最大のヒット曲となり、多くの人々の心に刻まれた楽曲です。

カバーしている大勢のアーティストの中から吉田栄作さんのカバーを選びました。


 心の旅 吉田栄作

オリジナル曲は財津和夫さんが歌う筈だったそうですが、“甘い声が魅力な姫野達也さんに歌わせよう”ということで代わってしまったようです。


チューリップ 心の旅 1972


プレイバックPart2【1978年リリース】

「プレイバックPart2」のオリジナル曲は、1978年5月にリリースされ歌手の山口百恵さんが歌唱しました。

オリコン週間チャート2位、年間チャート15位でした。

すでに山口百恵さんに楽曲を提供していた宇崎竜童さんが、厳しい製作期限の中で急遽、一から作り直した曲であるためにタイトルに「Part2」が入っているという経緯があります。

「プレイバックPart1」は、ベストアルバム『THE BEST プレイバック』に収録されています。

百恵さんの歌の遺伝子を受け継いだ方のカバーです。


三浦 祐太朗 – 「プレイバックpart 2(スタジオLIVE ver.)」
 

当時は珍しかった曲中に一時無音になるという演出は、これを曲の終わりと勘違いされないため、無音の間をスティック・フリップでつないで曲がまだ終わっていないことを示唆したり、無音そのものを省略するテレビ局もあったそうです。


 プレイバックpart 2 山口百恵


君の瞳は10000ボルト【1978年リリース】

「君の瞳は10000ボルト」のオリジナル曲は、1978年8月にリリースされアリスのメンバーだった堀内孝雄さんが歌唱しました。

オリコン週間チャート1位、年間チャート4位。約90万枚を売り上げました。

資生堂のCMソングが前提として作られた曲でしたが、「このタイトルで曲を作ってください…」とタイトルも資生堂が決めたものであることを後に明らかにしています。

10000ボルトというタイトルのインパクトが強くて…CMソングにはうってつけの曲でしたね。^^!

山口百恵さんとアリスが一緒に歌っています。


 アリス & 山口百恵 – 君の瞳は10000ボルト 

リリースされて約1ヶ月でオリコン・シングルチャートの3位に初登場し、翌週には1位を獲得で10000ボルトのパワーは凄かった…ですよね。^^!


堀内孝雄 君のひとみは10000ボルト