Too far away【1979年リリース】

「Too far away」(ファーラウェイ、ファー・アウェイ)は、1979年12月にリリースされました。。

谷村新司さんが歌唱した「Far away」は、「Too far away」という楽曲のタイトルを変更したカバー曲です。

水越恵子さんと谷村新司さんは、デュエットもしていますが、売上とは裏腹に堀内孝雄さんや安倍なつみさんなど、多くのアーティストの皆さんがカバーしています。


Far away 谷村新司 

「Far away」の原曲は、1979年12月にリリースされたアルバム『Aquarius(アクエリアス)』され、「Too far away」というタイトルで歌手でシンガーソングライターの水越恵子さんが歌唱しました。

「Too far away」のオリコンチャートの順位は17位、7万7千枚を売り上げました。

時代の流れに色褪せることがない名曲…なんじゃないでしょうか。


Too far away 水越恵子 


いとしのエリー【1979年リリース】

「いとしのエリー」のオリジナル曲は、1979年3月にリリースされロックバンド・サザンオールスターズのボーカル・桑田佳祐さんが歌唱しました。

「いとしのエリー」の72.8万枚、総出荷枚数は累計125万枚。週間オリコンチャートの順位は2位、年間チャートは11位でした。

国内外で多くのアーティストの皆さんがカバーしている昭和の名曲です。

サントリーウイスキー「ホワイト」のCMソングにも採用されたレイ・チャールズさんの『Ellie My Love』(エリー・マイ・ラブ)が有名で印象的です。


Ray Charles – Ellie My Love 


タイトルの『エリー』には諸説ありますが、「言葉の響きが良かったから…」だと桑田圭祐さんはラジオ番組で明かしています。

ドラマ『ふぞろいの林檎たち』主題歌であり、桑田さんが妻の原由子さんに対して作った曲あり、結婚式に捧げた曲でもあります。。


 サザンオールスターズ – いとしのエリー 



たどりついたらいつも雨ふり【1972年リリース】

「たどりついたらいつも雨ふり」のオリジナル曲は、1972年7月にリリースされロックバンドのザ・モップスが歌唱しました。

「たどりついたらいつも雨ふり」の累計売上は約14万枚。週間オリコンチャートは26位。

人懐っこい性格のモップスの鈴木ヒロミツさんに、「拓郎っ、曲を作ってくれ!」と依頼された吉田拓郎さんが、「曲はあるけど…」と言って、アマチュア時代に作った曲「好きになったよ女の娘」の詞を書き直して提供しました。

大勢のアーティストの皆さんがカバーする中で、鈴木ヒロミツさんと所属事務所が同じだったという和田アキ子さんが大友康平さんと歌っている動画です。


和田アキ子 大友康平  たどりついたらいつも雨ふり

「鈴木ヒロミツは怖い人だったけど、ボーカルが良かった」とという拓郎さんは、制作された曲の出だしのギターを聞いて、「やったな」と自身のラジオ番組で述懐しています。


ザ・モップス たどりついたらいつも雨ふり


ハートのエースが出てこない【1975年リリース】

「ハートのエースが出てこない」のオリジナル曲は、1975年12月にリリースされ女性3人組のアイドルグループ・キャンディーズが歌唱しました。

「ハートのエースが出てこない」のオリコン週間チャート1位、1976年の年間チャートは87位でした。

シングルの売上は累計33万枚(解散コンサートの時点)。

1975年は、沖縄国際海洋博覧会開幕し、3億円事件の時効が成立した年です。

トレンチコートやブーツが流行し、使い捨てライター「チルチルミチル」や「マルちゃんのきつねうどん」、「ペヤングソース焼そば」などがヒット商品でした。

ノーランズの英語カバーを選んでみました。


 ハートのエースが出てこない  THE NOLANS 

「ハートのエースが出てこない」は、ソロ、ユニゾン、2声和音、3声和音など色んな歌い方を取り入れバラエティーに富む楽曲です。

キャンディーズのラスト・シングル「微笑がえし」(1978年2月リリース)には、「ハートのエースが出てきましたよ」という歌詞が盛り込まれ、「ハートのエースが出てこない」を意識した曲になっています。

キャンディーズのメンバーだった伊藤蘭さんはソロ歌手デビューすることを発表し、2019年5月29日に41年の時を越えてアルバム『My Bouquet』をリリースしました。


キャンディーズ   ハートのエースが出てこない 


サボテンの花【1975年リリース】

「サボテンの花」は、のオリジナル曲は1975年2月にリリースされ音楽グループのチューリップが歌唱しました。

「サボテンの花」のオリコンチャートの順位は19位でした。

また、ドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌として1993年にリバイバルヒットしましたが、ドラマの主題歌は、財津和夫さんのソロでリメイクした「サボテンの花〜ひとつ屋根の下より〜」でした。

多くのアーティストの皆さんがカバーしていますが…。

Yo1ko2(ヨーイチコージ) のカバーです。
Yo1ko2は、3人組アコースティックユニットです。


サボテンの花 - Yo1ko2

一番の歌詞「窓に溶けてゆく」を「窓に降りそそぐ」と間違って歌ってしまったのが、そのまま発売されたそうです。。


サボテンの花 チューリップ